遠い渚 -a distant shore-

小松 透写真展 遠い渚 -a distant shore- 開催中です。
http://photogallery.red/schedule/2016/20160201/exhibition.php

今回の作品は東日本大震災から1年後の2013年初頭から撮影を続けているシリーズです。
震災以降、津波や地震で被害のあった場所の木々を撮影を続けていますが、
2013年の初頭に南相馬で写真展に出品した際に福島県立博物館の学芸員の金澤さんに陸地にある岩山を紹介されました。
その後どうしてもそのような岩山が気になりだし木々のポートレートシリーズも継続していますが、
今回のシリーズが現在ではメインの活動となっています。
それらの岩山の呼称がわからず、スカブ(スカブコーラル)と呼んでいます。

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南相馬の鹿島にある八沢浦干拓明神岩(最近調べてやっと名称わかりました)
その名が示す通り干拓地だったのでした。

なぜ写真は四角くなければいけないのか?
なぜ今回、写真を丸くしたのかはご来場頂き、視覚体験を共有していただければと幸いです。

RED Photo Galleryと同ビル5階のTokyoLightroomでも同時開催で小松の展示 “north marine drive”を行っています。
合わせてよろしくお願いいたします。
http://tokyolightroom.com/schedule/#evt179

小松はほとんど5Fに居りますのでお気軽にお声かけください。

RED Photo Galleryメンバー 小松 透

展示は終わったが、『親馬鹿亭日乗』は続く。。。

こんばんは。秋元です。

一気に寒くなった2週間でしたが、お越しいただいた皆様、お声がけいただいた方々、在廊中には自宅の居間さながらに散らかしていても我慢して写真を観てくれた方々、ありがとうございました。
展示は終わりましたが、親馬鹿の日々は続きます。。。
またどこかで(きっと、RED Photo Galleryで)、お会いしましょう!

先ほど、無事、小松さんの『遠い渚』へとバトンタッチしました。
生活臭漂う不肖秋元の展示から一転、新宿にいながらに、潮風と船酔いを感じる不思議な展示です。寒い日が続きそうですが、是非!

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『親馬鹿亭日乗』折り返し!(を書くつもりが残り3日)

不肖秋元は、先週末は在廊しました。子供は来る人来る人に『バイバイ』をして、バイバイマスターになったのか、今週から朝家を出るときに私が上着を羽織ると、何も云わないうちに『バイバイ』をするようになりました。毎朝ちょっとウルウルしながらの自転車通勤になっています。というわけで、今週末も「主人公二人が、ご来場の皆様にもれなく『バイバイ』します!」と云いたいところですが、、、在廊はまだ未定です、毎度すみません。

この先の写真展の予定は五里霧中で、しばらく、冬眠というか、失踪するかもしれません(写真はなんとかして撮り続けるつもりですが・・・)。なので、今日から週末にかけてあいにくのお天気になりそうですが、まだの方是非(特に「家族(子供)写真かよ」と思っている方こそ!!)!

My days as a photographer are numbered, maybe… So please drop by and say hello,,,to my photos–if I’m not there…

踏青・梢花火

『親馬鹿亭日乗』 Papa Gateau

(Prithee find the English version after the Japanese texts)

こんにちは、今日から2週間『親馬鹿亭日乗』の展示をしている親馬鹿の秋元麦踏です。

一週間ほど前に今回の展示写真を撮っていたカメラの一つが壊れたり、写真も自分で掛けられるかわからなかったりで、毎度展示前はドタバタしますが、RED Photo Galleryのメンバーにおんぶに抱っこで、昨晩何とか無事写真をかけ終わりました。
天気予報も見ずに「暖かい冬ですので、新宿御苑お散歩がてらお立ち寄り下さい」と書こうと思っていたら(他の場所では書きました)、初日から東京では珍しいくらいの雪。。。遅ればせながら、天気予報を確認してみると、向こう一週間は冬本番でかなり冷え込むようです。んが、写真はちょっとほっこりする中身になっているハズですので、お足元にお気をつけつつ、是非、我先にとお越し下さい!!

ステートメントより–
前作の「川の字」は記録写真と云いつつも作為的で、撮り始めてまもなく展示を意識しするようになった、というよりも「作品」を撮っていた。現像から上がってくる写真を見ては、ここはこうすべきだった、このフィルムの色がいい、アングルはこう決めよう、被写体はここに座らせて、、、と。そういう試行錯誤が、悪いわけではないと思うけれど・・・・・・。我ながら、ひよっこ写真家としては随分と背伸びをしていた(ひよっこだから背伸びをしていたのだろうけれど)。
客観的に見れば、今回の展示は、ありきたりな子供写真だろうと思う。ただ僕にとっては、展示を意図せずに写真を撮れたことはちょっと新鮮だった。ただただ、撮りたいから撮った。「目の前のモノ(人)」を被写体として意識するちょっと前にシャッターが切れたような気がするし、「あぁ、このためにカメラを持っていたのか」と思えた、これはちょっとした原点回帰である。
なぁんてことをぬけぬけと云いつつ、結局のところ自分の子供の写真を展示しているあたりが、僕が親馬鹿のバカである証左なんである。

Hello,
Perhaps, this will be my last photo exhibition–at least for a while. This is what goes on in my head in the preparatory phase (which in this case was only 5 days long,,,) every time when I hold an exhibition. This time, it was a bit more like a conviction–I hope I was/am wrong, but even if this was the case–I could continue to take photos all the same because–(please read on as there is what follows “because” in the statement below)

“Doting Parent’s Diary / Papa (Maman) gâteau”

My last exhibition “Kawanoji” was themed on couch surfers (i.e. mostly incognito strangers/travelers) who had sat, walked, and slept through my apt. It was meant to be a record of crisscross of the ordinary (my life) and the extra-ordinary (travelers’ life)―but a record that foresaw an exhibition if not a record for the sake of an exhibition.
This “Papa gâteau” is 180 degrees opposite; not a single picture has been taken for this exhibition―I took these pictures merely because I wanted to. “Ah! I’ve had a camera for this!” is how I felt when I selected these pictures last night.
With all this said, now I’m hanging these pictures on the wall―a proof of my papa gâteau-ness.

Have a fruitful day/week!
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