鷲尾倫夫 トークイベント 開催

鷲尾倫夫写真展「時の流れに -韓国1983~1988-」開催に合わせてトークイベントを開催致します。
鷲尾倫夫氏は、元フォーカス専属カメラマンとして数々の歴史的瞬間を記録した伝説のカメラマンです。貴重なお話を聞けるかと思います。皆様のご参加、お待ちしています。

 開催日:2023/06/17
 開 場:15:30
 開 演:16:00
 会 場:RED Photo Gallery
 申 込:メールフォームにて先着20名
     https://photogallery.red/talkevent/mform.php
 定員に達し次第、募集を終了します。

佐藤圭司「桜にゑびす」が始まりました

6月3日(月)より佐藤圭司写真展「桜にゑびす」が始まりました。

今回の作品は、3月に亡くなられた須田一政さんへのオマージュです。

佐藤圭司の作品といえば東京のストリート、バンコク、そして北海道の雪景色というのが三大テーマですが、今回は違った一面をご覧いただける作品となっています。

会期は6月16日(日)19時までとなっています。会期中無休です。

また作者の在廊状況はFacebookに告知される予定です。

https://www.facebook.com/events/661014604343367/?active_tab=discussion

是非会場に足を運んで頂ければと思います。

Karuizawa x Yamanashi“Time Slip2”

この度、RED Photo Galleryではオリジナルラベルのプライベートボトルウイスキーを作りました。

伝説的な軽井沢蒸留所と短命の山梨蒸留所からのモルトを含むこのウイスキーは、1970年代初頭にブレンドされ、北海道北部の寒い地域にある忘れられた倉庫の中のボトルの中でその生涯を過ごしました。北海道の冷たい倉庫の中で70年代からグラスの中で眠っていました。
奇跡的にその倉庫から発見され、東京に移送して80年初頭の軽井沢ウイスキーが直前まで入っていたシェリー樽に移され、さらに3年4ヶ月間再熟成されました。
RED Photo Galleryの3周年を記念して、 2018年9月にボトリングし、13人のギャラリーメンバーの写真と瀬戸正人さんと須田一政さんの写真を起用して15種類のラベルとなりました。日本の写真と日本のウイスキーの素晴らしい組み合わせで限定202本。
この記念のプライベートボトルは非売品です。
Red Photo Galleryは、Place M(www.placem.com)と、このプロジェクトを手伝ってくれたStefan Van Eycken(Nonjatta)に感謝いたします。

This whisky, containing malt from the legendary Karuizawa distillery and the short-lived Yamanashi distillery, was blended in the early 1970s and spent the rest of its life in glass, slumbering in a forgotten warehouse in the cold north of Hokkaido. After a serendipitous discovery, this fantastic find was moved to Tokyo, and reinvigorated for 3 years and 4 months in a freshly disgorged Karuizawa sherry butt from the early 80s. Bottled in September 2018, in association with the 3rd anniversary of the Red Photo Gallery in Tokyo, it comes in 15 different label editions, featuring the photography of 13 members of the gallery, and Masato Seto and Issei Suda. A wonderful pairing indeed of Japanese photography and Japanese whisky.
This commemorative, private bottling is not for sale.
The Red Photo Gallery would like to thank Place M (www.placem.com) and Stefan Van Eycken (Nonjatta) for their help with this project.

 

「迷子のお知らせ」の知らせ 平 当麻

この正月にパンツを撮ると決めました。靴下でもヒールでも構わなかったのですが、僕のフェティッシュはやはりパンティなのでした。金曜の夜、国道沿いのランジェリー・ショップで5~6枚のパンツを仕入れ、土曜に撮影、日曜に現像する、というローテーションです。
二ヶ月ほどでもう飽き々々して仕舞いましたが、半年と少し、データをラボに出す期限まで淡々と撮影を続けました。写経なんぞを続けるとこんな気持ちになるのだろうか、と思いました。

ところで僕の暮らす町では防災無線放送がいまも活用されています。週末の夕刻、それが鳴り響くと空気が少しこわばります。

―こちらは、防災こうのすです。

鴻巣警察署から迷い人のお尋ねをいたします。

本日午前11時45分頃から、鴻巣市滝馬室地内において77歳の男性が行方不明となっています。

特徴は身長が170センチ位で細身。

服装は緑色の帽子、チェックのシャツ、青色ベスト、眼鏡を着用しています。

お心当たりの方は、鴻巣警察署までご連絡ください。

こちらは、防災こうのすです―

翌日、また放送が流れます。

―こちらは防災こうのすです。

鴻巣警察署からお知らせいたします。

昨日、迷い人のお尋ねをしていた男性につきましては無事発見されました。

ご協力ありがとうございました。

こちらは防災こうのすです―

発見の知らせのない時、寝床に入ってふと、あの人はどうなってしまったのだろう、と思います。これは現代のブルーズだな、とも感じます。

とはいえ、写真とこのはなしは何の関係もありません。年に二回展示を行うとして、死ぬまでのタイトルはもうストックされています。展示のたびに順繰りそれを充ててゆくだけです。

今回は生活の雑感と展示のタイトルがたまたま一致した、ということです。

佐藤圭司写真展「忍路の景色」会期終了

PlaceMと同時開催で始まった本展示ですが、途中構成変えをし無事会期終了いたしました。

たくさんの方々にご覧いただき感謝しております。

展示している写真群を見ながら、よくもまあこんな寒いところに通って撮ったなと、自分ながらに思いました。

また寒い季節が近づいてきます。

この冬は忍路には雪が積もることでしょう。

 

さて、次回作ですが2週間後の10月30日からこのRED Photo Galleryにて「バンコク夜景色」を開催致します。

この展示は今年、7月~9月に撮り下したものです。どうぞご期待ください。