写真展『空気』は終了しました

こんばんわ。坂本です。

写真展『空気』は無事、会期終了しました。

ご来場頂いた方々、本当に、本当に、ありがとうございました!

今回の展示は、自分としてはかなり我儘(わがまま)にやらせて頂いたので、面白がってくれる方、なんとも思わない方、理解しようと努めてくださる方、様々な反応を頂いて、私としてもとても有意義な展示となりました。

これからも、REDメンバーの展示が続きますので、私の次作は来年の夏以降となってしまいますが、皆さんを唸らせるくらいの写真を撮るべく頑張っていきたいと思います。

また、お会いできる日を楽しみにしています。ありがとうございました!

坂本謙一写真展『空気』 – よくある質問 –

現在開催中の展示『空気』の作者、坂本です。

会場にいて、来場された方々にお話を聞くと、よく「なんでこんな色使いをしているのですか?」と聞かれます。

Photoshopで色々と加工している、と思われるようですが、実際にPhotoshopで加工しているのは4枚だけ。あとはヒストグラムを調整するくらいで、別に大したことをしている訳ではないんです。

何をしているのかと言えば、デジタルカメラのISO感度を5、6段上げて撮影しているだけ。ほとんど真っ白に撮れるのですが、中には色情報が失われても輪郭が残っているものがあり、そのような写真を展示しています。

何でそんなことを、と思われるかもしれませんが、それはタイトルと密接に絡んでくるテーマです。気になる方は、ぜひ会場でお確かめください。

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また、「あちこち海外にも行かれてるんですね~」ということも聞かれます。

これはスミマセン、、、ぜんぶ日本で撮ってるんです。

デモの写真を見て、中国や台湾、フィリピン等で撮っていると勘違いされているようですが、すべて日本で起きていることです。その違和感を含めて感じてほしいことなので、狙い通りとも言えなくはないんですが、現在進行形で起きている異常な現実をそのまま受け止めて欲しいなぁとも思います。

 

ただ、作家として、表現者として、僕自身のメッセージはメタファー(暗喩)として散りばめているつもりですが、写真の受け止め方は人それぞれ。特に正解というものはありませんし、押し付けるものでもありません。

堅苦しくならないように気をつけているつもりですが、皆さん、どのように感じているのでしょうか。

在廊するのは休日に限られますが、もしお会いできるのであれば、感想をお聞かせくださいね。

 

写真展は18日(日)まで開催です。

坂本謙一写真展『空気』

10月5日より『空気』を展示している坂本です。

既に展示をご覧頂いた方々、本当にありがとうございます。

DMなし、キャプションもなし、という素っ気無い展示となってしまいましたが、どのように感じられたでしょうか。

日常の中の非日常の写真、それからデモの写真。

本来は別々の意図を持った作品が並べられていて、戸惑った方も多いのではないでしょうか。

当初、写真展で考えていた写真はサイトにアップしているものだったのですが、写真を準備している時期に安保法案のデモが活発化。また、9月19日の安保法可決に至り、デモの現場に居合わせ写真を撮っている者として、何らかの形で発表をしたい。そんな我儘を通させて頂いた形です。

ただ、この場を借りて政治の話をするつもりはありません。
けれども、今までは「戦争」というと遠い“非日常”であったものが、俄かに実現性を伴って目の前に迫っている事実を、写真で見て少しでも考えるきっかけとなれば、という思いがあります。

意見は人それぞれにあるでしょうし、安保法にしても、原発の問題にしても多様な考え方があって良いはずです。
それを許さない時代の「空気」というものを、どのように表現したら良いか、と考えて、今回の構成としています。

今日、ある方と話をしていて、静と動のエネルギー、という言葉を頂きました。

日常の中の“静”の“非日常”と、時代が動いている“動”の“非日常”。それを「空気」という二重性の言葉で表現している、という内容です。

まだ自分の中でも消化できていない作品ですが、そのように言葉にして頂くことで、すぅっと落ちてくるものがありました。

今回の展示では色々な意見を頂くことが多く、非常に勉強になっています。

坂本謙一写真展『空気』は、18日までの開催です。ぜひお越しください。

(坂本謙一)

「The BAR -Shinjuku-」は会期終了

お陰様で佐藤圭司写真展「The BAR -Shinjuku-」は無事会期を終了致しました。

ご覧になれなかった皆様にはパノラマの会場の様子をご覧いただき、雰囲気だけでもお伝えできればと思います。

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1週間に渡り開催致しました「The BAR -Shinjuku-」は、ゲイの街として知られている新宿2丁目のバーを舞台にした作品でした。作者は会期中にも行ったのですが、いつもすごい盛り上がりです。もちろん女性の方も居たりするのですが、皆楽しそうに別の世界感を楽しんでいるようです。

ご興味があれば、佐藤圭司がご案内致しますのでお声掛け頂ければと思います。ご案内した結果、新しい世界が開けても一切関知致しませんのでご了承ください(笑)。私はノンケ(ゲイではありません)ですので、念のため。

親愛なるゲイの方たちに敬意と感謝を表して本展示を締めくくりたいと思います。ありがとうございました。

さて、10月5日月曜日からは、坂本謙一の「空気」が始まります。是非ご高覧頂きますようお願い致します。

また、佐藤圭司は「The BAR -Shinjuku-」に引き続き、場所をPlaceMに替えて「張碓の景色(はりうすのけしき)」を開催致します。会期は10月5日(月)から11日(日)となります。RED Photo Galleryと合わせてよろしくお願い致します。

(佐藤圭司)

佐藤圭司写真展『 The BAR -Shinjuku- 』

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佐藤圭司写真展『 The BAR -Shinjuku- 』が本日9月28日より始まりました。

今回DMに使った写真は、見てくれた方に内容を伝えなくてはという思いから大胆なオシリの写真を使うことにしました。一見、何もはいていないように見えますが、安心してくださいはいてますよ~~って、どこかの芸人のギャグのようですが、被写体のブレと手ブレのためにそう見えてます。

今回の展示で使用したペーパーはドバイ産のものです。半光沢でしっとりした仕上げになります。最初テストした時はグロスオプティマイザのインクを含んだプリンターを使ったのですが、これがとてもいい感じでしっとりした中にギラつき感が出たのです。ところが実際に展示用に使用したプリンターはグロスオプティマイザを含んでいなかったので、その辺りがやや計算違いでした。

同じペーパーを使って逆の計算違いで成功したのが、次週PlaceMで展示する「張碓の景色」のプリントです。こちらも是非ご覧頂ければと思います。

話を『 The BAR -Shinjuku- 』へ戻しますが、実際の撮影は当然のことながら夜間に行っています。所謂発展場のような要素もある場所なので、僕がノンケであることを示すために撮影には毎回女性に同伴をお願いしました。時には腕を掴まれておいでよとお誘いを受けたこともあります。そんなときに「今日は彼女と来てるから」と同伴の女性に助けを求めるのです。

同伴して頂いた女性の方々にはこの場をお借りして御礼申し上げます。今度は撮影抜きで飲みに行きましょうね・・・・(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ

さて、会場では私家版写真集『 The BAR -Shinjuku- 』を発刊させて頂いております。価格は会期中特別価格で¥1,200となっております。作者が不在の場合、5階のTokyoLightroomでお買求め頂けます。お手数をお掛け致しますがよろしくお願い致します。

(佐藤圭司)