高橋和孝写真展「こだまの領域」

3月11日まで「こだまの領域」を展示しております。

真夜中に鳥が鳴いている
その声は次第に激しさが増し
密やかに静寂を破る

これはギャラリースペースに記した文です。
ステートメントとしてはちょっと意味不明かもしれないですね。
山中で泊まっていたある真夜中、
その通りの事を体験しました。
沢音しかしない中、遠くで鳥が鳴き始めた。
もう夜明けかなと思ったら
まだ真夜中の1時過ぎ。
どんな鳥かわからないし、
実はごくありふれた事なのかもしれない。
でも、そのあと森に赴く時はいつも
鳥の声が頭に響いていたかのようでした。

静かな森の写真群からなにかを感じ取っていただけたら幸いです。

 

ギャラリー内の画像

入り口より正面の壁

近藤智樹「依然として…」

本展企画・平です。
近藤智樹は夜の写真学校4期修了、今回の個展は2008年以来10年振りの展示となります。
三年ほど前、彼のプリントをまとめて観る機会があり、以来個展の機会をうかがっていましが、時間が過ぎるのは早いものでやっと今回展示にこぎ着けました。
僕が彼の作品に感じるのは、オーソドクスなストリート・スナップの態をとりながら、どこか不安定で不逞な眼差しです。
いたって寡黙な近藤の真意がどこにあるかなぞ計り知れぬ謎ですが、彼が好むというDEATH METALの代表的なバンドDEICIDEをとりあえず貼っておきましょう。なにかの参考になれば。爆音に付き要注意

西村勇人「Mounds」

西村勇人です。

1月21日(日)まで、写真展「Mounds」を開催中です。

今回は、古墳を題材にした写真展です。手付かずの自然よりも人間の営みの痕跡や月日の重層を感じる景色に心引かれるところがあり、数年前から住宅街や公共施設のすぐそばに現れる古墳を意識的に撮ってました。思えば、高校のそばや高校時代によく行ったお店のそばにも古墳がありましたが、現代の景色のなかの古墳は独特の存在感を示しているように思います。こうした景色は、日本あるいは東アジアに独特なものではないでしょうか。

近年では古墳群を世界遺産に登録しようという動きもありますが、現代の景色との間に緩衝もなく残され、あるいは一部毀損されたりしている古墳を見ると、これまであまり大事にされてこなかったこととのギャップを感じてしまいます。古墳を築く先人の営みに対する興味も尽きないのですが。


 

小山内大輔「unnatural」

みなさん、こんにちは。

メンバーの小山内です。展示期間も残りわずかとなりました。

たくさんの方にご覧頂けているようでありがとうございます。

寒くなってきましたが、我が家の植物はまた生まれ変わっております。

寒い寒いと言ってる出不精は完全に無視されています。

残り会期よろしくお願い致します。

佐藤圭司写真展 「バンコク夜景色」開催中

佐藤圭司写真展 「バンコク夜景色」を開催致しています。
今年7月~9月に撮影した撮り下ろし作品です。

この時期は雨期にあたり、特に9月は一年で一番降水量の多い時期です。
そのため、思うように撮影できずとても困りました。
撮影に出られずホテルでシンハーを飲んで過ごした夜もあります。

会期中あまり在廊できないのですが、どうぞよろしくお願い致します。

■佐藤圭司写真展『バンコク夜景色』
会場 : RED Photo Gallery
会期 : 2017年10月30日(月)~11月12日(日)
住所 : 東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル2F
地図 : http://photogallery.red/access.php

http://photogallery.red/schedule/2017/20171030/exhibition.php