【プロフィール】
Tomoya Matsuura
SEM Photographer, Sound Artist, Musician
http://ensl.jp/tomoyamatsuura

15歳から独学でギターと作曲を始め、フジロック等の大型フェスの出演や海外ツアーを行い、音源リリースを重ねる。自身の活動と平行してCMや映画、アーティスト向けの楽曲制作、プロデュースなども手がける。2013年より自然や宇宙の美や神秘をテーマとした作品群 'Pursuit of Truth'の制作活動を開始。自身の声を使ったサウンドアートプロジェクト'Yusei'では人の可聴域を超える超音波成分を含む声を5000層重ねた作品を制作。それにともない、高周波を発信可能な音響設備を構築し、声のみによるライブパフォーマンスを行う。2014年には、1万人収容の巨大空間で1人で体感するサウンドインスタレーションを制作。 また同年、走査電子顕微鏡を用いミクロ世界の美を描いた写真作品を制作、ナショナルジオグラフィックなど、アートの枠を越え多様なメディアで広く取り上げられている。

【展示概要】
生物はいつか命を終えるが、それは終わりではなく新たなものへと移り変わる始まりでもあります。側にありながら気に留めることのない小さな植物にも壮大な自然が存在し、同じように命を巡らせ。そこには肉眼では見えない様々な表情や躍動感が溢れ、命の成立ちの神秘を感じます。
制作に使用した走査電子顕微鏡は、光学顕微鏡などと比べより高い分解能での撮影が可能、数mm程の枯れた植物の極めて微細な構造を写し出しています。

【ライブイベント】
06.03(Sun) 17:00～17:30
写真と音楽の共鳴、幾重にも声を重ね空間を彩るTomoya Matsuuraによるライブパフォーマンス