西村勇人「Mounds」

「Mounds」展

西村勇人「Mounds」展、本日(2月16日)までです。
今回、「Mounds」展は2回目です。1回目の展示の時のブログ投稿は以下のリンクにあります。
http://photogallery.red/blog/2018/01/13/西村勇人「Mounds」/

今回のブログでは、古墳を撮るようになったきっかけについて。
きっかけの1つ目は、10年ほど前に埼玉県行田市のさきたま古墳群を訪ねた時に、古墳を撮る画角にどうしても民家の屋根が映り込み、古墳のすぐそばで暮らす人はどのような意識だろうか、意識に上るのかどうかについて興味を持ったこと。
2つ目は、その際に、高校のそばや高校時代によく行ったお店の玄関先に古墳があったのを思い出したこと。
3つ目は、5年ほど前に静岡県沼津市の高尾山古墳がバイパス工事により既存されそうになっていることに反対運動が起きているとの報道を目にしたこと。このあたりから意識的に古墳を訪ねるようになりました。

西村勇人「Mounds」

西村勇人です。

1月21日(日)まで、写真展「Mounds」を開催中です。

今回は、古墳を題材にした写真展です。手付かずの自然よりも人間の営みの痕跡や月日の重層を感じる景色に心引かれるところがあり、数年前から住宅街や公共施設のすぐそばに現れる古墳を意識的に撮ってました。思えば、高校のそばや高校時代によく行ったお店のそばにも古墳がありましたが、現代の景色のなかの古墳は独特の存在感を示しているように思います。こうした景色は、日本あるいは東アジアに独特なものではないでしょうか。

近年では古墳群を世界遺産に登録しようという動きもありますが、現代の景色との間に緩衝もなく残され、あるいは一部毀損されたりしている古墳を見ると、これまであまり大事にされてこなかったこととのギャップを感じてしまいます。古墳を築く先人の営みに対する興味も尽きないのですが。


 

​屋根を撮っているんじゃない

SDIM9651

【や】
屋根を撮ってるんじゃない 
川崎生田にある民家園で、中平が古典的な屋根を撮影中、同行のものが「なぜ、屋根ばかり撮るのか?」と聞いたところ、中平は「屋根を撮っているんじゃない」と答えた。その後「何を撮っているのか?」との問いには無言で撮影を続けた。(2006/7/11)

【ま】
燃えるわけではないよ、俺たちは 
「今日は暑いですね」と声をかけたとき、不意に返ってきたセリフ。(2007/6/29)

~BETA/THETAというHPに掲載されている中平さんの語録より

昔、僕もひとことだけ中平さんと言葉をかわした。全く意味のないひとことが、ずっとひっかかったまま撮影を続けている。

栃木県鹿沼市鳥居跡町興文堂

 新鹿沼の駅にほど近い書店、僕はこのように濃密な空間を愛する。脱臼を捻じ曲げ無理舎利継いだ手首を連想する。先日訪れると在りし日の面影はなく、空の箱に還って仕舞って居た。3F壁一面のイかれたドロウイングが見られないのは残念ですが、朝さんの腕が折れそうに細かったので、致し方ない、しばしお休み下さい。いずれまた

平 原当麻