西村勇人写真展『Thinkings』終了しました

西村勇人です。

13日(日)をもって写真展『Thinkings』は終了いたしました。たくさんの方にご覧いただき、ありがとうございました。
今回のテーマは、特定の領域にいる人間と彼らを取り巻く場の関係を表したいと思いました。その意図は伝わったでしょうか。
在廊中にお話しした方の中には、僕の過去の展示を覚えていただいていた方もおられ、嬉しい限りです。僕の展示を話題にしてくださる方もおられ、初めてご覧いただいた方にもご感想をいただいたりして、とても励みになりました。
また、今回は外国からのお客さんも多かった印象です。東京で写真展巡りをする外国人が増えているのでしょうか。

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次の制作に向けて、頑張ります。今回のような研究現場を取材し、あるいは着想を得た制作のほか、ポートレート、ランドスケープ、スナップや、版画など他の技法も取り入れた作品などあらゆる表現に取り組んでいきたいと思います。
次回は、来年5月に京都のMATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/wにて個展を開催する予定です。

西村勇人

西村勇人写真展『Thinkings』

西村勇人です。僕の写真展『Thinkings』が11月30日から12月13日まで開催中です。

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僕は、様々な分野の研究者のポートレートの撮影を進めてきましたが、研究現場に出入りするうちに、研究現場そのものにも興味を感じるようになり取材を進めてきました。研究現場は大型装置や数式などの事物で満たされており、それらは専門外の人間には意味不明なものばかりですが、研究者の仮説、実験、考察といった科学の営みの上ではことごとく意味を持っています。僕は、特定の領域にいる人間と彼らを取り巻く場の関係に着眼して、研究現場の取材を進めています。

一方で、最前線にいる研究者にとって自らの研究現場は、生きていくため、自らの存在意義を示すための日常の場所であり、世界を相手に闘うための基盤です。僕の展示をご覧になった研究者が、研究現場の写真をギャラリーで作品として展示することを意外に思いつつ喜んでくださったり、自分とは別の領域の研究現場の様子に驚かれる方も多く、そうした感想を伺えるのも僕の喜びであったりもします。

今回の写真展では、5枚の写真データをシームレスにつなぎ(いわゆる「スティッチング」)、幅3mを超える黒板の写真を展示しています。どこにつなぎ目があるのか自分でもわからないぐらいですので、ご注目ください。

最後に、今年9月に、橋本幸士さん(物理屋)、宮内成真さん(DIY.SC)と一緒にFacebook公開グループ「巨大科学萌え」を立ち上げました。この2ヶ月ほどでメンバーが1000名を超え、巨大科学に関連する国内外の実験施設の写真や科学のニュースがシェアされていて、この分野への関心の高さを感じています。よろしければ覗いてみてください。

「巨大科学萌え」https://www.facebook.com/groups/1635638783391505/

西村勇人

早川康文写真展 Wild Town

今週月曜日(11/23)より展示をしている早川です。

 

特にコンセプトはありません。

 

日常のありふれた光景、

日々の生活の中で誰もが目にする光景の中で、

気になったものを撮っている、

それだけの写真です。

 

刺激的な光景はありません。

 

誰もが日々見ているありふれた光景が

別物に写ってきたら…

 

それは面白いだろう、

そう思うのです。

 

馬骨人の展示となりますが、

どうぞよろしくお願い致します。

11月29日(日)までとなります。

 

小山内大輔写真展「unconscious」は今週末です。

皆さん、こんにちは。

現在展示中の小山内です。

多くの方にご覧頂けているようでありがとうございます。

ただなかなかギャラリーにいることがないのでお話の機会がなく申し訳ないです。

本日、15時より常駐しておりますのでよろしくお願いします。

 

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会期が残りわずかとなりましたが、皆さんのお越しお待ちしております。

 

小山内大輔

小山内大輔写真展「unconscious」

今週よりREDで展示していますメンバーの小山内です。

 

ここ5、6年カメかカタツムリみたいにゆっくり進行しています「unconscious」シリーズを展示しています。

 

カメかカタツムリなんて彼らに失礼かもしれませんが、世の中はこちらを追い越してどんどん変貌していきます。たまに運がいいとマーティン・マクフライみたいにスケボー乗りながら荷台を捉えることができて並走できるのですが、何せスピードがあるものだからカーブで思いっきり振られて手を離すとあちらは水平線の彼方です。

 

けれど地上にいるうちは地球は丸いですから、あちらはまた目の前を通過して行くでしょう。そのときまた捉えるかどうか選択の余地はもちろんあります。

 

とまぁ唐突ではあるのですが、今回の写真群は「取り残されたこちら」みたいな悲壮感ではなく、これから変貌する「かもしれない」けどともかく現実的に超然と具体的に実際をもって在る事実です。こちらとあちらに結果産み出された「無意識」な対象です。

 

会期は10/19から11/1です。

 

よろしくお願いします。

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